こんにちは 角田です!
先日、東京都練馬区で開催された認知症サポーター養成講座に参加してきました。以前から認知症についてもっと理解を深めたいと思っていたので、今回の機会をとても楽しみにしていました!
講座の内容は?
講座は約90分間で、認知症の基本的な知識から、認知症の方への接し方、声かけのポイントまで、多岐にわたる内容でした。
特に印象的だったのは、認知症の方が見ているもの、感じているもの、時間が過去で止まっていることも全て事実であり、ありのままを承認することの重要性を改めて学ぶことができた点です。
講師の方が、実際の事例を交えながら分かりやすく説明してくださり、「なるほど、そうすれば関係性構築がしやすくなるのか!」と目から鱗が落ちる瞬間がたくさんありました。
①失敗を責めない
②ありのままを承認する
③本人の意思を尊重する
④本人の気持ちに寄り添う
これらの重要性を説明する体験談や失敗談があり、臨床現場で対応するためのヒントが得られました。
また、認知症の方を支える家族の苦労や、地域全体でサポートしていくことの重要性についても触れられ、認知症が個人の問題ではなく、社会全体で取り組むべき課題(練馬区では3万人以上の認知機能低下者が存在するとされている)であると改めて認識しました。
認知症サポーターの認定
講座を修了すると、認知症サポーターとして認定され、認知症サポーターカードをいただきました。このカードは、「認知症の人や家族をあたたかく見守るサポーター(応援者)」という意思を示す目印だそうです。
認知症サポーターは、特別なことをするわけではありません。認知症について正しく理解し、温かい目で見守り、困っている方がいたら自分のできる範囲で手助けをする。それが、認知症サポーターの役割だと教えていただきました。
参加して感じたこと
今回の講座を通して、認知症の方々が安心して暮らせる社会を作るために、私たち一人ひとりができることがあるんだと、希望を持つことができました。
ほんの少しの理解と、温かい気持ちがあれば、地域の中で認知症の方やそのご家族が孤立することなく、自分らしく生活できるはずです。
認知症の方々が住み慣れた練馬の地で、笑顔で暮らし続けられるように、微力ながら貢献していきたいと思います。
講座に興味のある方へ
認知症サポーター養成講座は、各自治体で定期的に開催されています。もしこの記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひお住まいの地域の講座に参加してみてはいかがでしょうか。新しい発見と学びがあるはずです!
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