リハビリ部門

【リハビリ備品のご紹介】リハビリ効果を最大限に引き出すための取り組み

こんにちは、作業療法士の飯野です!

今回は、当ステーションで導入している「リハビリ備品」の一部をご紹介いたします。私たちは、リハビリの質を高め、安心・安全な運動療法を提供するために、必要に応じてさまざまな備品を活用しています。

現場スタッフの声をもとに導入を検討し、利用者様一人ひとりに合ったサポートができるよう努めています。

導入している備品とその活用目的

1. セラバンド

弾力性のあるゴムバンドで、主に筋力トレーニングや関節の可動域拡大に使用しています。特に、下肢の外旋傾向を整える運動や腹圧の向上を目的とした体幹トレーニングに活用し、姿勢の安定や歩行の改善につなげています。

 

2. ヨガブロック

軽量で扱いやすく、段差を活かした運動が可能な道具です。股関節の外転・伸展運動などに利用しており、筋力や柔軟性の向上だけでなく、バランス改善や立ち上がり・歩行練習にも有効です。

 

3. 膝関節サポーター

変形性膝関節症(OA)などで膝の軸が崩れている方に使用し、正しいアライメントを確保したうえでの運動療法を行っています。痛みの軽減や動作効率の改善が期待でき、安心して動作練習に取り組めます。

 

4. ホットパック

温熱療法として、筋緊張の緩和や血行促進を目的に使用します。特に、運動前の関節周囲のウォーミングアップとして活用し、可動域の拡大やリラックス効果にもつながります。

 

備品導入の方針

当ステーションでは、スタッフの現場からの要望や、利用者様のリハビリニーズを踏まえて、必要性が高いと判断された備品を導入しています。

備品の選定にあたっては、リハビリの安全性・効果の向上・日常生活への応用可能性を重視しています。また、備品をご使用いただいた利用者様の中には、「自宅でも使ってみたい」というお声をいただくこともあります。

そのような場合には、購入先のご案内や使用方法の説明を行い、ご自宅での自主トレーニングにもつながるよう支援しています。

 

今後に向けて

今後も、利用者様が安心してリハビリに取り組める環境づくりを進めるとともに、日々の生活の中でリハビリの成果を実感いただけるよう、質の高い支援と柔軟な対応を目指してまいります。引き続き、当ステーションの取り組みにご期待ください。

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