リハビリ部門

1.5ヶ月の育児休業を通して感じた“役割”と“つながり”の意味

こんにちは!作業療法士の飯野です!
このたび、7月中旬から約1.5ヶ月間の育児休業をいただき、第二子(女の子)の誕生にともない、家族とともに大切な時間を過ごすことができました。

そして2025年9月より現場に復帰いたしましたので、この場をお借りしてご報告させていただきます。

 

育児休業で実感した“役割の喪失”と“人とのつながり”の大切さ

今回の育休を通じて、今まで当たり前のように担っていた“役割”を一時的に失うことが、想像以上に精神的な不安につながるのだと実感しました。

それはつまり、今まで当たり前のように担っていた“役割”を一時的に失うことが、想像以上に精神的な不安を伴うということです。

育児という役割を持っていたにもかかわらず、
「仕事を離れて、自分のポジションに戻れるだろうか」
「また役割を担えるのだろうか」
という不安が、ふとしたときに心の中に浮かびました。

これは、怪我や病気、高齢によりこれまでの生活を続けられなくなり、所属していた組織や、役割から離れてしまった利用者さまが抱える気持ちと、まさに重なるものであると痛感しました。
だからこそ、私たちリハビリ職・看護職が行う支援は、ただの“身体機能回復”ではなく、
「新たな人間関係」や「再び役割を担う機会」を築くきっかけになることを、より強く意識するようになりました。

 

復職初日に感じた職場の温かさ

復帰にあたっては、「迷惑をかけないだろうか」「ブランクを感じるのでは」といった不安もありましたが、
出勤初日に「おかえりなさい!」と笑顔で声をかけてくれたチームのみんなのおかげで、自然と肩の力が抜けました。

そして、「また自分の役割を担える場所がある」ことが、こんなにも安心につながるのだと、心から実感しました。上司や同僚、利用者さまなど多くの方々が支えていただいたおかげで、安心して育休を取ることができました。本当にありがとうございました。

 

リハビリ職としてのやりがい再確認

現場に戻ってすぐ、「やっぱりこの仕事が好きだ」と感じました。
利用者さま一人ひとりの生活に寄り添い、変化をともに喜び、支えるこの仕事の奥深さを、育児休暇を通じてさらに理解できた気がします。

これからも、利用者さまの「役割」や「つながり」を再構築する支援、生活の中に自然にリハビリや看護が溶け込むサポートを意識しながら、一歩一歩丁寧に取り組んでいきたいと思います。

 

最後に

これから本格的な夏が過ぎ、少しずつ季節の変わり目を迎えます。
皆さまもどうぞ体調に気をつけて、美味しいものをしっかり食べて、元気に秋を迎えてください!

そして今後とも、リハビタブルをよろしくお願いいたします。

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