スタッフインタビュー
法務部での15年の経験が、医療の現場を支える力になる。
十数年の時を経て、旧友が立ち上げた会社へ。
私には理学療法士の免許がありますが、その資格を直接使う仕事はしていませんでした。前職は、全くの異業種である通信販売の会社です。そこで約15年間、情報セキュリティ管理や法務部の一員として、社内のルール作りや内部統制といった専門的な業務に携わってきました。
リハビタブル現社長の角田とは、理学療法士を目指していた学生時代、実習先で偶然出会って以来、十数年来の付き合いになります。転職を考えていた時期に再会し、彼が会社を立ち上げたこと、そしてまさにこれからバックオフィス部門を強化したいと考えていることを聞きました。
「私の経験が、この会社で活かせるかもしれない」
畑違いの分野で培ってきた専門性が、医療という新しいフィールドで役立つ可能性を感じ、入社を決意しました。
「守り」の専門家として、最前線で働く仲間を支える。
私の主な役割は、スタッフが安心して専門業務に集中できる「環境」を整えることです。前職で培った情報セキュリティ管理分野のISO27001 という国際標準規格の運用管理事務局経験や、個人情報保護などの法務部経験を活かし、会社の土台となる社内規定作成や記録類のチェック、内部監査の仕組み構築などを担当しています。
具体的には、スタッフが迷いがちな記録や計画書の書き方について、「このケースはどう書けばいい?」といった相談に乗り、法的な観点や社内ルールに沿ったアドバイスをしています。また、社内システムの管理や備品の管理など、円滑な会社運営に欠かせない業務全般を担っています。
一見、医療の現場とは遠い仕事に思えるかもしれません。しかし、適切なルールと管理体制があってこそ、スタッフは法令遵守への不安なく、目の前のご利用者様に全力で向き合うことができるのです。
最前線で輝く専門職たちを、後ろからしっかりと支える。それが、バックオフィス部門のやりがいであり、私の使命です。